TADFURの毛皮リメイク
TADFURのリメイク
プランは主に4種類
#01
毛皮を主体として仕立てる
お手持ちの毛皮アイテムをジャケットやジレ(ベスト)、コートなど軽くて着心地の良いデザインに仕立て直します。
それぞれの毛皮素材の特徴を活かしつつ、毛流れの向きを変えたり、ボリュームを調整するテクニックを取り入れることで雰囲気を変えることも可能です。
裏地や留め具などの付属品はお持ちの毛皮と相性が良く利便性の高いものを新たにご用意いたします。
[モデル着用品]
フード付きジレ(型番:VS9-104)
素材:ミンク×レザーテープ
おすすめのオプション加工
毛向き変更&レザーテープ入れ加工
毛皮の向きを縦⇔横変更し、毛皮と毛皮の間にレザーテープを挟み込むことで立体感とボーダー柄を強調します。デザインチェンジと合わせてさらに印象を変えたい方におすすめです。
#02
毛皮を裏側に利用して仕立てる
オリジナルで仕立てた軽量コートの内側に、お手持ちの毛皮を裏地(ライナー)のように加工して取り付けます。
毛皮を控えめに見せつつ暖かさを保てます。
オモテ側の生地には毛皮と相性の良いシルク・ポリエステル・薄手のウールなどをご用意。芯地なども極力省いて可能な限り軽量に仕上げます。
コートに限らずジャケットやジレ(ベスト)などのデザインもお仕立て可能です。
[モデル着用品]
ライナー付きブルゾン(型番:LN7-010)
素材:ミンク×シルク・ポリエステル混紡
おすすめのオプション加工
抜き毛加工
「刺毛」と呼ばれる光沢があって少し硬い毛だけを手作業で綺麗に抜き取り、ふわふわとした「綿毛」だけを残す加工です。
ミンクのみ加工を承ります。耐久性や色味など、向き不向きがあるためご注文時に詳しく拝見いたします。
レザーテープ入れ加工
毛皮と毛皮の間に薄いレザーテープを挟み込むことで、見た目が軽やかになるだけでなく、面積を最大で倍程度まで広げることができます。
この加工により、ハーフコート1着からロングコートを仕立てたり、コート1着から同寸のコート2着を仕立てたりすることも可能です。
#03
毛皮をベースアイテムの上に取り付ける
ウールやカシミヤを用いたアイテムの上に毛皮をドッキングして、普段のコーディネートに取り入れやすいデザインに仕立てます。
ウールの一枚仕立てのコートやケープ、カシミヤニットのマフラー、ショールなどのベース(土台)となるアイテムを各色ご用意。
お預けいただいた毛皮を分解・加工して、お好みの箇所にお取り付けいたします。ベースアイテムはご希望に応じてイチからデザインを起こして仕立てることも可能です。
[モデル着用品]
ファートリムコート(型番:HC11-101)
素材:ミンク×ウール
おすすめのオプション加工
レイヤード加工
お預りした毛皮を無数の細いテープ状にカットして、それを薄手の生地の上に規則的に並べながらミシンで縫い付ける加工です。
毛皮のボリュームや重量を抑えたりするだけでなく、模様を描くように縫い付けることで魅力的なデザインを実現できます。フォックスなど毛量の多い毛皮にお勧めします。
#04
小物を作る
マフラーやストール、バッグなどの小物をお作りします。必要な素材が少なくて済むので、他のプランとの組み合わせもお楽しみいただけます。
各種小物へのリメイクプランを多数ご用意しています。カフス・マフ・レッグウォーマーなども制作実績あり。サンプルオーダーが基本ですが、特注品も承りますのでお気軽にご相談ください。
他のリメイクプランで余った素材や、小さな毛皮製品のお持ち込みでも、お作りいただけるものがきっと見つかるはずです。
[モデル着用品]
メッシュベルトのトートバッグ(型番:BG1-001)
素材:フォックス×メッシュレザー
おすすめのオプション加工
ミックス加工
複数の毛皮素材を組み合わせる加工です。写真のように全体を模様のようにミックスしたり、マフラーの先端やバッグの縁に異素材を使うことでデザインにアクセントが加わります。
当社で保有しているリサイクル毛皮をミックス用の素材としてご用意することも可能です。
その他対応可能なこと
修理
破れ、ほつれ、擦れなどの修理を承ります。必要に応じてお預り品の別の箇所から毛皮を移植したり、当社で保有している素材をご用意して補修させていただきます。
サイズ直し
着丈、袖丈、肩幅詰めなど各所サイズ変更およびアイテム全体のサイズ変更を承ります。大きいものを小さくするだけでなく、小さいものを大きくすることもアイデア次第で可能です。
付属交換
ホック、ボタンなどの留め具や、肩パットや芯地、裏地などの付属品の交換を承ります。お手持ちのスカーフを裏地に利用する等、付属品の持ち込みも可能です。
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よくあるご相談
- 大きく張った肩をスッキリさせたい
- ボリューム減らして軽くしたい
- 母のコートを親戚一同に形見分けしたい
- 娘と気回せるジャケットを作りたい
- 手持ちのコートに毛皮をつけたい
- 持っているスカーフを裏地に使いたい 高度な技術が求められるご相談
- 着心地の悪さを解消してほしい
- ショートからロング丈に伸ばしたい
- きつくて着れないので大きくしたい
- 1着しか持ってないけど2着作りたい お断りしていること
- クリーニングのみのご依頼
- 染め直し
- レザー製品や厚手のムートンのお直し
TADFURのこだわり
大事なのはデザイン提案力と、丁寧なフィッティング
毛皮の職人とデザイナーは役割が全く違います。「こんなはずじゃなかった・・。」を無くすためには両者の連携が必要不可欠です。
また、タッドファーにはデザイナーだけでなくパタンナー(型紙作成の専門家)が社内に在籍し、お客さま1人1人に心地よくフィットするアイテムをお作りできるような体制を整えています。
毛皮は重量があるので、着心地が変わるだけでとても扱いやすくなります。ぜひその違いを実感してください。
毛皮の価値を最大限高める加工方法を熟知
例えばコートの着丈を短くしたい時、単純にバサッとカットしてしまうと毛皮の価値は著しく低下してしまうことをご存知でしょうか。
毛皮には毛皮専門の加工方法がありますが、タッドファーはその知識と技術にこだわった数少ない専門店です。
目利きの方にも納得いただける技術と品質
創業当時より50店舗を超える百貨店・専門店とのお取引で、品質を見極める目とそれを形にする技術を培って参りました。
他店で断られてしまった難しいリメイクをご相談いただいたり、10年以上前にリメイクしたお品を再度別の形にリメイクさせていただいたり。
毛皮を大切にされているお客さまとの永いお付き合いができることは最大の喜びです。
加工は全て国内の熟練職人の手で
社内10名の制作スタッフと20社超の提携工場とで密に連携しながら加工1点1点を丁寧に仕上げております。
毛皮の種類、加工内容によって得意とする熟練職人が作業にあたり、1着あたり最大で7~8人の手を経て完成に至ります。
手にとっていただいた時に、細部に宿るこの「こだわり」を実感していただけるはずです。